【備忘録】Adobe CSの影響でAdobe CCが正常にインストール出来なかったときの対処法

私のPCには以前からAdobeのCS3のソフトが入っていたのですが、動画製作の際に【Premiere Pro CS3】がフルHDに対応していなかったので、これを機にAdobe CCのサブスクリプションに入ることにしました。

最初は体験版の期間が数日間あったので、【Premiere Pro CC】と【Photoshop CC】をインストールして問題なく使えていたのですが、体験版の期間が切れてサブスクリプションを購入して古いCS3をアンインストールしたあたりから、CCのインストールに問題が起きるようになりました。

その症状とは、

  • CreativeCloudのデスクトップアプリでCCのソフトをインストールしようとすると99%で止まる。
  • CS3を再インストールしようとすると最後にエラーが起きて正常にインストール出来ない。

といったもので、一応CCのインストールで99%で止まってHDDが動いてないのを確認してから、パソコンを再起動するとインストールはされているのですが、デスクトップアプリのCreativeCloudの【Apps】の部分がローディング中の画面から復帰しなくなります。

おまけに、インストール出来たアプリは一応起動できるのですが試しにアンインストールしてみると『正常にインストールされていないのでソフトのリストから消しますか?』と聞かれてしまう状態です。

といったように、Adobeのソフトのインストールが上手くいかなくなってしまったので、以下のような対処を取ってみたのですが改善されませんでした。

  • CreativeCloudデスクトップアプリのアンインストール、再インストール
  • Adobeの全てのソフトをアンインストールして、CreativeCloudデスクトップアプリを再インストール
  • AdobeCreativeCloudCleanerToolでAdobeのソフトを全削除して、CreativeCloudデスクトップアプリを再インストール

途方にくれてネットで、インストールのトラブルに関しての記事を探しまわしたところ古いバージョンのAdobeソフトがインストールに問題を起こすことがあるということで、以下のクリーンナップ方法を試してみました。

以前のバージョンを含むすべてのAdobeアプリケーションを削除しCreativeCloudアプリケーションを再インストールする

手順としては、【Adobeの全てのソフトをアンインストール】→【AdobeCreativeCloudCleanerToolでクリーンアップ】までは私がやっていたこと同じで、その後に以下のローカルの場所に残っている【Adobe】の名が付くフォルダを全削除する必要があったようです。(指定の場所がない場合もあります)

  • C:\Program Files
  • C:\Prgram Files\Common Files
  • C:\Program Data
  • C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming
  • C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local
  • C:\Program Files (x86)
  • C:\Program Files (x86)\Common Files
  • C:\Program Data\FLEXnet
  • C:\Prgram Files\Common Files\Macrovision Shared\FLEXnet Publisher
  • C:\Prgram Files (x86)\Common Files\Macrovision Shared\FLEXnet Publisher

ファイルが何かに使われていて削除できませんと言われたときは、再起動やタスクマネージャーでそれらしいプログラムを終了させてみてください。

そして、指定のフォルダを全削除したあとにパソコンを再起動して、CreativeCloudのアプリをインストールしてみたところ無事にインストールが正常に終わるようになりました。

どうやら、ソフトをアンインストールしたあとにもローカルにアカウントに関するファイルが残っていたようで、そこが影響してインストールが正常に終わらなかったようです。

この問題で1週間近く作業時間が削られたので、無事に問題が解決して良かったです。