今回は私が普段使っている一眼レフカメラの紹介をしたいと思います!!
まず、『一眼レフカメラとはなんぞや?』という方がいるかもしれないので簡単に説明しますと、一眼レフカメラというのはレンズ交換式のカメラで、光を取り込むセンサーが付いているボディに、色々レンズを取り付けることで様々な焦点距離や絞りで撮影が出来るカメラです。
そして、私が現在使っているカメラはこちらの【Canon EOS 80D】の【EF-S18-135 IS USM】レンズキットです!!
こちらのカメラはFullHDの動画が撮れて、小物と背景写真もそれなりにキレイに撮れるカメラが欲しくなって、去年の年末に我慢できなくなって購入したものです。
最近のスマホのカメラもかなり性能が良くなっていますが、一眼カメラだとレンズを換えることで手前の物まで広く写せる広角で撮ったり、遠くのものをズームして写す望遠で撮ったり、レンズの絞りを開放して画面をキレイにボカすことが出来る一眼レフカメラが欲しくなってしまったのです。
一眼カメラを持ってみて地味に驚いたのは、スマホのカメラだとズームがデジタルズームという画像を引き伸ばして荒く拡大するというものなのですが、一眼レフにズームレンズを装着してズームをしたときに、【拡大しているのに画質がきめ細かいままの画面】を目の当たりにすると『おぉ~!!』と中々に感動します。
と、前置きが長くなってしまいましたが、私が買った一眼レフカメラはボディが【EOS 80D】で、レンズはボディと一緒にセットになっていた【EF-S18-135 IS USM】でどちらもCanonさんの製品となります。
このカメラは一眼レフカメラとしては、エントリークラスよりワンランク上の一眼レフカメラで、価格も中程度のものになっており『良いカメラを使ってみたい!!』というアマチュアの人が購入を考えるようなカメラだと思います。
実際の性能も現行のハイエンドクラスのカメラには劣りますが、1世代前のハイエンドクラスのカメラには劣らないような性能になっています。
そして、私が数あるCanonの一眼カメラから、この【EOS 80D】を選ぶ決め手になったのが、後ろの液晶が動かせるバリアングル液晶だということです。
後ろのディスプレイが動かせるのは動画を撮る上ではかなり助かります。
写真撮影の上でも、上からや下からのアングルをファインダーを覗きながら撮影するのは難しいので、液晶にライブビューで写しながら撮影出来る機能も重宝しています。
後ろの液晶がバリアングルになっているカメラは他にもあるのですが、バリアングル液晶になっている一眼レフカメラで一番性能が良いのがこの【EOS 80D】でお値段も中ほどだったのでこちらのカメラボディを選ぶことにしました。
ボディの話はこのくらいにして、レンズと写真の話に移りましょう。
レンズは最初に説明した【EF-S18-135 IS USM】というもので、18mmから135mmまでというとても広い焦点距離をカバーしたズームレンズになっています。
ちなみに、【EF-S】というのは【APS-C】というセンサー用のレンズという意味で、【IS】というのは手振れ補正つきで、【USM】というのは【USM】というピント合わせの機能が付いていますよということです。
少しボディの話に戻ってしまいますが、【APS-C】というのはハイエンドの一眼レフカメラに採用されている35mm判といういわゆる【フルサイズ】機よりセンサーが一段階小さいカメラのことで、【EOS 80D】がその【APS-C】センサーのカメラになっています。
初めて聞く人にはサッパリわからないかもしれませんが、同じ焦点距離のレンズを使ってもAPS-C機のカメラはフルサイズ機のカメラより1.6倍ほどズームされた写真の仕上がりになる思っておいてください。
とまぁ、18mmだの、135mmだの、センサーサイズだの言われてもピンと来ないと思うので、ササッと撮影した焦点距離と写真を貼り付けていきましょう!!
まずは広角寄りの写真から!!
こちらは24mmの焦点距離で撮影した根津神社の境内の風景です。
日陰での撮影なのですが、【EOS 80D】は感度がそれなりに高いので暗所でもキレイに撮れますね。
お次も根津神社!!
建物に落ちる木漏れ日がキレイですね~。
お次は葛飾柴又!!
最広角の18mmで撮った写真です。
日差しが強すぎて上部が白飛びしてますね・・・。
お昼時のコントラストが強い場面をキレイに撮れるようになりたいものです・・・。
ここも柴又で帝釈天の門が見えてますね。
縦持ちで撮るとこのような感じになって、空が写りこむと爽やかな画になりますね。
広角は近くのものが広く写りこむので風景や大きなものを撮るのに向いています。これ以上広く撮りたい場合はもっと広角のレンズを用意して、レンズを交換して撮影することになります。
お次は、望遠寄りの画像に行きましょう!!
見かけた野良猫を最望遠の距離で撮影!!
狭い路地の向かいから撮影していますが、毛並みの一本一本まで見えてますね。これはスマホのカメラで撮影するのは難しいと思います。
お次は道端に生えていた木の実。
レンズを望遠にすると前後がボケやすくなるので印象的な写真になりますね。
望遠は遠くからのズームで近くに寄った撮影をすることが出来るので、動物や小物を大きく撮りたい場合に向いていると思います。
望遠で背景を撮ると距離が圧縮されたような写真になるそうなのですが、使いどころがわからずまだ撮影したことがないですね。
お次は猫カフェで猫を遠くからズームしてパシャり!!
レンズが大きいと猫がビビリそうなので、遠くから撮れる望遠は便利ですね。(この写真はめっちゃ猫に気付かれていますが・・・)
望遠は動物園や子どもの運動会など近くで撮影出来ない場面に向いていると思います。
ただ望遠レンズは長く大きくなる傾向にあるので、重量や手振れの事を考えていないと上手くいかないことになるかもしれません。(カワセミなど鳥を撮っている人はバカでかいレンズを使っているようです。)
さて、広角から望遠までの写真を載せてみましたが18mm~135mmのレンズの雰囲気が伝わったでしょうか?
それなりの広角から望遠まで撮れて中々万能のレンズだと思います。
ですが、弱点もありましてF値というレンズの明るさを決める絞りの値が、ズームをすることで3.5から5.6まで変わってしまい、ズームをすると画面が暗くなってしまうという特性があります。(F値は数値が低いほど明るい。)
この問題は、屋外の明るい場所でF値以外の設定で時間を掛けて画面を明るくすることが出来る場合は問題ないのですが、例えば結婚式などの光源が少ない室内での一度きりのイベントで撮影するとなると思ったような写真が撮れない場合が出て来てしまいます。
その場合は、F値がズームをしても変わらないF値2.8通しなどの明るいレンズを用意すれば事足りるのですが、そのようなレンズはレンズのサイズが大きくなってしまい、焦点距離も17mm~55mmなどといった狭い範囲になってしまうので、場面ごとにレンズを使い分ける必要が出てきてしまうわけですね。
まぁ、レンズの明るさや設定の話は長くなるのでまた別の記事にして上げましょう。
あと、このレンズのもう一つ特徴的なのは【USM】という超音波モーターでのピント合わせです。(USMとはUltraSonic Motorの略だそうです。)
このピント合わせがメチャクチャ静かで全くと言っていいほど音がしません!!
しかも、ボディの顔認証やオートフォーカスの機能と相まって高速かつ無音でピントを合わせてくれます。
この機能は、動画撮影でカメラのフォーカス音が入るのが嫌という人には必須の機能になると思うので、そういう人は【USM】の搭載されたレンズを候補に入れるのが良いと思います。
最後に夜景を撮影した写真を少し載せようと思います。
夜景はレンズの性能だけでなく、ボディの感度やシャッタースピードを上手く調整しないとキレイに撮影することが出来ないのですが、【EOS 80D】は感度もそれなりに高いのでガンバれば夜景の写真を撮ることも出来ます。
井の頭公園で撮影した2枚を続けてどうぞ!!
『なんでネオンが光っている街中のキレイな夜景やないねん!!』と突っ込まれそうですが、実際の公園は肉眼ではめちゃくちゃ暗かったのに設定をいじっていたら明るく撮れて感動したのでこちらの写真を選びました(笑)
なんだかとても長い記事になってしまいましたが、【EOS 80D】と【EF-S18-135 IS USM】がどんなものなのかというのは伝わったでしょうか?
カメラの細かいことは別記事で、動画に関してはYoutubeなどにチマチマ載せていこうと思います。
ではでは、ここまで読んでくださってありがとうございます。